塾長のプロフィール
最終学歴 明治大学卒
前職 警察官(勤務歴27年)
主な指導経験 ソフトボールチームの指導者(8年)
<指導したチーム>
•本山フェニックス(五島市)
•横尾課外少年(長崎市)
•有川ブルーサンダース(新上五島町)
約100名の子供達を直接指導
他にも警察幹部として約300名の部下の業務指導、昇任試験対策の教育、不良行為少年の健全育成にも多数従事
塾長のごあいさつ
私には3人の子供がいます。
長男が小学2年生の頃、国語の問題集で文章の要旨を20字程度で書き出す問題で、解答例と全く同じ解答をしていたので「これは自分で考えた?」と確認したところ、当初は「自分で考えた」などと答えましたが、最後には「答えを写した」と素直に認めました。
また、長男が小学6年生の頃、同じ少年ソフトボールチームの保護者が乳がんになり(1年後逝去)、その方から「(長男)、早くお医者さんになっておばちゃんのガンを治してね」と声をかけてもらい、それから13年が経過した今、長崎大学医学部を卒業し、春から医師になります。
私が子供3人に学習指導で求めたことは、読書と四則計算など基礎の徹底です。
勉強が苦手な子は、問題が何を尋ねているかも正しく理解できていません。
また、どんな難解な数学の問題でも、使う計算は足し算、引き算、かけ算、わり算しかありません。
それなのに、分からない問題に直面したら、問題を難しい方に考えてしまいます。
周りの友達の大半が塾に通う中、私は中学受験から大学受験まで子供を塾に通わせず肩を並べて一緒に勉強してきました(長男のみ浪人中、予備校に通わせました)。
高校2年生にもなると、難しい問題も多々あり、相手にされないこともありましたが、無事に3人とも育て上げることができました。
しかし、長男は浪人を経験、次男は反抗期に入って数年間口を利かなかったりと、自分自身も受験生を抱えた親として、たくさんの苦労や子育ての難しさを経験してきました。
また、私の前職は警察官であり、異色の経歴だと思われると思います。20年前、とある警察署で交通課の係長をしていた頃、週末ごと暴走行為を繰り返す「◯◯鬼」という暴走族グループを逮捕したことがありました。
取り調べにおいて、少年たちは犯行動機について、「目立ちたかった」「自分達を見てもらいたかった」と口をそろえて話しました。
また、当時16歳のリーダーは、「定時制高校に通って勉強がしたい」と話していたことから、本来許されるべきことかどうかは別として、この暴走族を検挙し、解体させた功労とて県警からもらった副賞の図書券5000円分をその少年に「本でも買えよ。」と言って迷わず手渡しました。
その少年が現在どのようにしているかは承知しませんが、それぞれ家庭に問題があり、自分をもっと見てもらい、関心を持ってもらいたいという子どもたちの純粋な思いや保護者や周囲の人のサポートがいかに大事なのかを考えさせられました。
勉強が苦手な子供に対し、「どこが分からない」と尋ねると、多くの子供は「どこがわからないかも分からない」と答えます。
中学生でも分数や割合の問題が分からなければ、小学5年生のテキストに戻って一緒に学習します。
当塾では、テストでいい点数が取れない現状を絶好の成長のチャンスととらえます。
分からないところから一つ一つスモールステップで成長し、達成感や自己肯定感を高めながら、まずは私立中学や公立高校の合格を目指します。
また、社会に出てからも、人の心の痛みが分かる大人、色んなことに挑戦できる大人へのステップアップを図ります。
これまでの子育て、学習指導、社会経験、私の全ての知見を惜しみなく伝え、子どもたちの成長を全力でサポートさせていただきます。